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登山保険

  • 執筆者の写真: takunc54
    takunc54
  • 2020年11月7日
  • 読了時間: 4分

更新日:2021年1月29日

こんにちは!

今週、雪の燕岳に行ってきました。

そこで少し思うところがあり、登山保険について書くことにしました。


雪山でなくとも遭難するリスクのある山に登る以上登山保険は必須だと思います。

今回は私の加入している登山保険を紹介します。

登山保険は、遭難した際のヘリコプターでの捜索費用や救助費用のためが第一の目的です。

ヘリコプターは警察と民間と2種類あり、都合のいい方が出動する仕組みになっています。

警察のヘリしか飛んでいない地域では捜索や救助のヘリはそもそも来る確率が下がります。

警察と民間の両方がある地域ではどちらがくるかは選べません。民間だと1回出動で100万円以上かかることが普通ですから、民間のヘリは嫌だと駄々をこねてニュースになった方もいらっしゃるくらいです。ですので、そういう事態を鑑みて登山保険は必須だと考えます。


また生々しい話になりますが、だいたい皆さんが何かしら加入している死亡保険は死亡が確認されないと支払われません。ということは、死亡よりもキツイのは「行方不明」なんです。

「行方不明」になってしまうと「失踪・死亡扱い」まで7年要します。

つまり7年間は保険に加入していても何の保証も受けられないのです。

そういう最悪の事態を避けるためにも「遭難場所の特定」というのは重要です。

この話は少々登山保険から脱線しますので、最後の方でまた触れることとします。


話を戻します。

では、どんな登山保険に加入したらよいのか?掛け金はどのくらいなのか?

私は現在2つの登山保険に加入しています。

1つ目は「楽天 超かんたん保険」の「アウトドアプラン」です。



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ハイキングをしている最中にケガをしてしまった、風景を撮影中にカメラを落として壊してしまったなど、アウトドアでの事故を補償します。万が一遭難した際の救援費用等も補償します。なお、ピッケルなどの登山用具を使用する山岳登はん中の事故は補償されません。

※アウトドア中の事故のみではなく、日常生活における事故全般を補償します。

        楽天かんたん保険HPより引用


登山保険と持ち物の保険を兼ねたものです。登山保険だけでなら割高に感じてしまう方もいらっしゃるかと思いますが、持ち物に対する保険も対象なのでお得です(1回1個10万円までですが)

私はカメラの保険だと思って加入することにしました。

救助費用の保証金額は掛け金によって異なるので、ご自身で見合うものを検討することをお勧めします。

私は2つの保険に加入する前提で「節約プラン」に加入しています。

月々170円で救助費用は100万円までのコースです。

楽天カードをお持ちの方は楽天カードで決済でき、ポイントも付くのでぜひ加入をお勧めします。



2つ目は「YAMAP登山保険」です。


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YAMAPは登山を趣味とされている方はご存知だと思いますが、登山の記録をつけたり地図確認アプリです。

YAMAPは登山記録をつけるだけでなく、同じYAMAPユーザーがすれ違うとログが残り、また見守り機能と言って自分の位置を指定したメールアドレスに送ることができる機能が付いています。これにより先に述べた「遭難場所の特定」に有効と考えたため使っています。

そのYAMAPが登山保険も取り扱っています。

こちらは単にキャンペーンにつられて加入しただけなのですが、保険が1つでは不安だと思っていたのでちょうどいい機会でした。

YAMAPの登山保険も携行品(持ち物)に対する10万円までの保証と遭難救助費用がセットになっています。こちらも掛け金によって保証金額が異なります。

私は「レスキュー保険プラス アイテム保証セット」というのに加入しています。月々680円で遭難救助費用は300万円までです。けがによる通院保険がセットになった880円のプランもあります。


なんにせよ、登山届を出さないことには保険が適用されるかは難しくなってきます。

最近YAMAPではアプリから登山届を出すことが可能になりましたので、YAMAPは非常に便利でお勧めなアプリです。アウトドアスマートウオッチ、カシオのプロトレックもYAMAPに対応していますし(昨年導入しました)



さらに検討しているのが、「COCOHELI」(ここヘリ)というサービスです。


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GPS発信器を年会費制でレンタルし、遭難時にGPS発信器から発信される電波をもとに位置を特定しヘリを向かわせ救助を行うというものです。

遭難から72時間以内に救助されれば生存率が上がること、また位置の特定により「行方不明」のリスクを最小限に抑えるのが目的です。

冒頭に書いた「行方不明」によって起こる不測の事態を避けるための策です。

こちらも様々な掛け金によるサービス内容の違いがありますが、検討しているのはスタンダードプランです。

スタンダードプランは年間5000円と入会費3000円がかかります。

現在キャンペーンで年会費が3650円になっているようです。

そのほかにも山岳グッズとセットで割引があるようなので、来年の登山開始までには加入したいと考えています。



今回は文章ばかりの重い内容になってしまいましたが、登山保険の紹介でした。








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