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レンズを買いました! SEL14TC(テレコンバーター)

  • 執筆者の写真: takunc54
    takunc54
  • 2021年2月5日
  • 読了時間: 4分

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こんにちは!

今回は、レンズを買いました!SEL14TC(テレコンバーター)の紹介です。

実は購入したのは年末で、出番が少なすぎて忘れていましたww

主にSEL100400GM(100-400㎜F4.5-5.6)に装着するつもりで導入しました。

テレコンとは、もともとのレンズの焦点距離を伸ばすためのアイテムです。

しかし、装着するレンズとテレコンの倍数によりF値が暗くなります。

SEL100400GM+SEL14TC 400㎜F5.6×1.4=560㎜F8

SEL100400GM+SEL20TC 400㎜F5.6×2.0=800㎜F11

そもそもなぜ導入したのか?についてなのですが、実はSEL20TCという2倍のテレコンをすでに持っています。「ならばわざわざ買う必要はないのでは?」と思われるかもしれません。

以前、理想のレンズを考えるという記事を書きました↓

望遠で動物を撮影するのには800㎜F8が理想という考えは今も変わっていません。

800㎜よりも大きな焦点距離ではフレームに入れるのが難しいですし、そもそも使う機会がほとんどありません。しかし、安全を確保しつつ猛獣を撮影するには800㎜ないと充分な大きさにはなりません。

F値ですが、理想はF8です。しかし、SEL20TCではF11。SEL14TCではF8になりますが、560㎜で距離が足りません。最初の考えでは、F11になっても800㎜を確保することが最優先だと考えていました。

テレコンなし、400㎜で撮影したもの↓

これらの被写体は近くに来てくれることもあるのでさほど大きな望遠はなくても撮影できます。

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SEL20TC(2倍テレコン)で800㎜を使用したもの↓

警戒心が強い、あるいは身の危険があって近くに行くのが難しい被写体。


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1枚目のナキウサギについては、晴れていればF11でもシャッタースピードを稼げるので問題ありません(画質についての言及は置いておいて)

2枚目、3枚目のヒグマとモモンガが問題です。

ヒグマは、身の危険があるので近くには行けません。なので基本船の上から撮影するのですが、欲しいところにヒグマが出るとは限りません。距離がかなり遠いこともままあります。しかし、晴れていれば800㎜F11でも問題なく撮れます。問題は曇りの日・・・。

ナキウサギはポイントに通って張っていればかなりの確率で会うことができています。

なので、曇りの日に当たっても別に機会にすることは可能です。

しかし、ヒグマは安全を確保するために船に乗っていますが、船は半日で1万円の費用が掛かります。かつ、波が高い、魚が来ないなど不測の事態が起これば船が出なかったりヒグマに会えなかったりします。

ここ2年は曇りの日に当たっているのでシャッタースピードがなかなか稼げませんでした。ですので、F11で撮影するのはかなり厳しかったです(ISO3200)

3枚目のモモンガは、基本的に日の出前と日が沈んだ後にしか出ません。

そしてモモンガは警戒心が強いので近寄ることは難しいです。

暗いのでISO12800でも写し止めるのがやっとです。


そしてこれらの撮影から考えが変わりました。

800㎜F11では距離は充分なものの、レンズの暗さからかなりISO感度を上げなくてはいけなくて画質的に不満がありました。

そこで、SEL14TC(1.4倍テレコン)を導入することにしました。

560㎜F8と距離は不足しますが、少しでもISO感度を下げて画質を確保したいというのが理由です。


上で、SEL20TCとSEL14TCの比較で画質についての言及は置いておいてと書きました。

それは、そもそもSEL20TCとSEL14TCではSEL14TCの方が画質がいいということです。

一眼レフ時代のテレコンでしたら、1.4倍と2倍では1.4倍の方が確実に画質が良かったです。

しかし、ミラーレス時代になってからは1.4倍と2倍では画質の差やAF速度差は大きく縮み、その差はかなり小さくなっています。

そのことが最初に2倍のテレコンを選んだ理由でもありました。

しかし、使い込んでいるうちに少々画質の差を感じるようになってきたのも事実です。


なので、560㎜F8で不足する画角は高画素カメラからトリミングして切り取りたいと考えるようになりました。テレコンを買った時点ではα1は発表になっていませんでしたから、α7RM3の4000万画素からトリミングしようと思っていました。しかし、α9メインでテレコンを使っているのでトリミングしたい時だけα7RM3に取り換えるのは面倒だと思っていました。

α9は連写が速い、AFが速い、ブラックアウトフリーが気に入っている点ですが、唯一画素数が少なく(2400万画素)でトリミングすると1000万画素になってしまう点だけが不満でした。

α1が発表になったことで、α9をα1に入れ替えればこの点は解決しそうです。

α1は5000万画素。トリミングしても2000万画素を確保。連写が速く、AFも速く、ブラックアウトフリー搭載。

2000万画素以上を確保したうえで800㎜F8を確保できそうです。

α1+SEL100400GM+SEL14TC=560㎜F8

APS-Cモード使用で560㎜×1.5=840㎜F8になります(2000万画素)

α1の発表を見越しての導入ではないので偶然ですが、α1を導入すると今回のSEL14TCを導入したことも大きく意味を成すかもしれません。



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実は届いたその日が年末のダイヤモンド富士の日(東久留米駅)でしたので、さっそく使ってきました(この日以来使ってませんww)

動物ではないのですが、画質のチェックになればいいと思って使ってみました。


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さすがにド逆光なのでフレアが出ていますが、画質はやはりSEL20TCよりもいいように思います。


本番のヒグマ撮影は初秋になるので、それまでに色々試してみたいと思います。



今回は、レンズを買いました!SEL14TC(テレコンバーター)の紹介でした。





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