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レンズを買いました! SEL70350G

  • 執筆者の写真: takunc54
    takunc54
  • 2020年7月2日
  • 読了時間: 3分

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今回はカメラ機材の紹介です。こんなご時世なのにまたレンズを追加してしまいましたww

今回導入したのはSEL70350GというAPS-C用レンズです。

フルサイズカメラをメインに使う私がなぜAPS-C用レンズなのか?

以前ブログで野生動物撮ります!って書きましたが、動物撮影対策です。

動物でのメインカメラはα9という高速AFと高速連写(秒20コマ)とブラックアウトフリー(シャッター切った時に一瞬暗くならない)搭載のカメラを使っています。

α9は秒20コマの高速連写だけでなく、連写の持続がよくRAW+JPEGで222枚可能です。

RAW+JPEGで200枚以上の連写が可能なだけでもすごいことなんですが(他社ではキヤノンEOS1DXM3以外にはありません)、それでも動物撮影においては足りなくなることがあるのです。222枚撮りきってしまうと一番速いSDカードを使ってもしばらくは撮影できません。

動物撮影でも上手な方は少ないコマ数で狙ったものを撮影できるのだと思います。

私にはそんな腕はありません。

数少ないチャンスを最大限活かす方法をとりたいと考えています。

なので、α9でバッファがいっぱいになってしばらく撮影ができない状態の時にサブカメラの登場というわけですww

今まではサブカメラのα6400というAPS-CのカメラにSEL55210というレンズで撮影していました。

210㎜なのでフルサイズ換算で315㎜です。

α9にはSEL100400GMに2倍テレコンSEL20TCを装着しているので最大800㎜です。


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これが800㎜で撮影したヒグマです。トリミングはしていません。ヒグマの安全距離は専門家の間では50㍍と言われていますので、50㍍以内には近づけません。これは船から撮影していますが、船も50㍍ルールをきちんと守っています。なので、このくらい近さを感じる大きさに撮影するには800㎜位が必要になります。


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これが310㎜で撮影したヒグマです。これはこれで絵になっていますが、大きさは小さいですね。

ちなみにこのシチュエーションはまさしくα9のバッファがいっぱいになってしまって撮影できず、サブカメラで撮影していた時のひとコマです(このときはα6300)


最近ヒグマ撮影のマナーが悪く、安全距離の50㍍を切った距離で撮影する危険なシーンが多いと聞きます。プロアマ関係なく、そして撮影目的でない方もです。以前は私もそういうことをしていた時期がありました。結果、人慣れしたヒグマの行き先は「死」です。人間を襲う可能性が出てきた時点で人間の都合で射殺されてしまうのです。

これではいけないと思いましたが、陸上でヒグマを撮影するには相当の知識と覚悟と経験が必要です。私はそれは諦め船上から撮影することにしたのです。

しかし、船上からの撮影はお金もかかりますし、天候や波が高いかどうか、またエサとなるカラフトマスの現地での状況など様々な要因が絡みます。

船でヒグマに会える確率は高いですが、カラフトマスなどの狩りをするシーンが撮れるかどうかは別問題です。船のガイドさんの話では、1回のクルーズで狩りのシーンを1回見られたらラッキーという感じだそうです。

このときは幸運にも4回も狩りをしてくれました。つまり、めちゃくちゃ忙しいということですww

α9のバッファがいっぱいになってしまうことが多々あったということです。

ですので、チャンスを最大限に活かすにはサブカメラの性能やレンズの望遠距離を伸ばす必要があると判断しました。それがこのレンズを導入した理由です。


ヒグマ以外にもナキウサギ、モモンガ、タンチョウ、白鳥、オオワシ、オジロワシ、キタキツネ、エゾフクロウ、エゾリスなどが候補に挙げられます。

これらの動物の撮影をこなすためのいい相棒になってくれればと思っています。


今回はカメラ機材の紹介でした。



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