乗鞍高原撮影記
- takunc54

- 2020年10月25日
- 読了時間: 4分
更新日:2020年10月26日

こんにちは!
今回は私の好きな撮影地、乗鞍高原の紹介です。
どの季節も、星空撮影も風景撮影もどれをとっても魅力的な乗鞍。
私は若いころ、北海道ばかりに目が行っていてよく知りもしないのに「長野なんて目じゃないぜ」くらいに思っていましたw(長野の皆さん、ごめんなさい)
北海道に限らず、四国九州にも関心が強かったので「本州」に目が行っていなかったのもあります。
社会人になってすぐのころ、小京都と言われる飛騨高山に行ってみたくなり青春18きっぷで岐阜経由で飛騨高山に行ったことがありました。
飛騨高山は期待を裏切らず素晴らしかったのですが、帰りに選択したルートが乗鞍に通うきっかけになりました。
せっかくなので帰りは違うルートで帰ってみたいと考え、飛騨高山から松本まで特急バスに乗ったのでした。季節は春でしたが、平湯温泉に差し掛かるころには未だ冬の景色が広がっていました。
当時は安房トンネルが開通したばかり(1998年当時。それまでは冬季は安房峠通行止めで通り抜けはできませんでした)で、新たなルートを通ってみたいという気持ちもありました。
そのバスから広がる景色がとても素晴らしく、私の心をつかんだのです。
平湯温泉から新島々に至るまでの景色は「次に絶対また来てみたい」と思わせるのに十分な絶景でした。
それからというもの、バイクでのツーリングや写真撮影にも通うようになりました。
初夏以外は行けなかった年もありますが、初夏は20年以上乗鞍高原に一度は足を踏み入れています。初夏にこだわったのは、バスで初めて行った2か月後にバイクで初めて来たときにまた心を掴まれてしまったからです。
そのとき何故か乗鞍周辺でテントも使わず2泊野宿したんですよねww
寝起きに見た乗鞍岳の雄姿と新緑の季節に一発で魅せられました。
これだけ乗鞍が素敵だから近くにある上高地も間違いない!と思ってこの一帯の虜になったのでした。
星空撮影を始めたのは10年ほど前。乗鞍高原で星空撮影を初めてしたのは8年ほど前です。
ここ数年はその思い出の乗鞍で仲間たちが足繁く通い撮影しているさまをSNSで見るとうれしくなっています。
乗鞍には何人も一緒に撮影に赴いていますが、今回また新たな仲間と行くことになりました。

今回参加した仲間たちww
乗鞍に行く前に白馬マウンテンハーバーに立ち寄った時の一枚です。
左から私、オーキッドさん、Nacoさん、Shinさん、はじめの軌跡さんです。
ソニーの運営する写真SNSサイト「αカフェ」にて知り合った仲間たちです。
はじめの軌跡さんは、数年前河口湖近くの新倉山浅間公園で隣に三脚を立てていたのがきっかけでした。はじめの軌跡さんは、先日の蝶ヶ岳登山などで行動を共にしており、ちょいちょいブログの写真にも登場すると思います。この件についてはまた後日テーマにしたいと思います。
乗鞍高原に話を戻します。
乗鞍高原で星空撮影にお勧めなのが「いがやレクリエーションランド」というキャンプ場周辺です。
駐車場もあり、キャンプ場内にキレイなトイレもあります。
何より整備された場所なので暗闇でも歩きやすく、三脚も立てやすいです。
そういう場所でありながら、星空を観察するには非常に良いスポットなのです。

前景が明るいのは、キャンプ場の灯かりです。
注目すべきは、地平線周辺の街明かりの少なさです。
たいていアクセスのよい撮影地は、地平線周辺に光害と呼ばれる街明かりが夜空に反射して黄色やオレンジに染まるものです。
松本市内から1時間弱で来られる好立地でここまでの星空が見られる場所はそうはないでしょうね。

他にも乗鞍で紹介したい場所はたくさんありますが、それはまたおいおい。
最後に星空撮影以外の写真を一枚。
この滝は「善五郎の滝」といってお気に入りの滝です。


非常に水量が多く、撮影はいつも写真のように水浸しになりますww
カメラをマメに拭きながら撮影しています。
KANIフィルターは水をよく弾いてくれるので良かった!
夏は光が強く、滝に虹が出ます。朝方、それを狙って行ってみたのですが見事でした。
最後にもう一つ。この撮影で話をするうちに次の撮影の話に発展しました。次回はその話に触れたいと思います。




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