冬の雲取山登山撮影記<前編>
- takunc54

- 2021年3月17日
- 読了時間: 3分

こんにちは!
今回は、冬の雲取山登山撮影記<前編>です。
昨年11月にも雲取山には登っていますが、その際に見た東京の景色と見えづらかった富士山が冬に見たらどんな景色になるのだろうと興味を持ちました。
前回は夕景の富士山が見られなかったこと、夜明けの東京の景色を高画質な機材で撮り直したいという気持ちもありました。
また、雲取山は真冬でも山小屋が営業しており、雪がさほど多くなくピッケルやヘルメットが必要なほどではないということも行くことを決めた理由です。
前回は単独でしたが、今回は冬山ということで仲間と行くことにしました。
登ったのは2月中旬。実は入笠山の翌日に行きましたw
本当は1月に行けなかった北海道を再アタックできないかとスケジューリングしていました。

今回も登山口は鴨沢から。
冬の雲取山は登山難易度やルートの確かさから鴨沢が一番間違いないと判断したからです。
意外に暖かくて雪が少ないのが拍子抜けでした。


登山口から4時間ほど登ると七ツ石山山頂直下に七ツ石小屋という山小屋があります。
七ツ石小屋は水場とベンチがあるので昼ごはんを食べることにしました。
七ツ石小屋にはネコがいるというのは知っていたのですが、前回は会えませんでした。
今回は会えないかと思っていたら、小屋隣のテント場にいました。
山の中で生活しているにも関わらず、おっとりとした性格のいい子でした。

七ツ石小屋は小屋の前から富士山が見え、眺望のいい山小屋です。
今回は宿泊しませんでしたが次は雲取山の山頂まで行かず、ここで撮影もいいと思いました。
下山後に調べると5月から6月くらいには山小屋から富士山と天の川がセットで撮れそうです。
宿泊予定の雲取山荘は富士山が見えず、見るには山頂まで行く必要があります。
山荘から山頂までは30分の道のりで、夜中に抜け出していくのは少々厳しい距離です。
山頂直下に避難小屋がありますが、避難小屋に泊まるには食事や寝具の準備もしていく必要があり、荷物が増えるという問題も出てきます。
登山を重ねて体力がついてくれば可能かもしれませんが、現状の私の体力では難しいと思います。
何より七ツ石小屋は水場があり、水を余計に持って行かなくて良いのは非常にありがたいです。
避難小屋には水場もないんですよね。
ただ、七ツ石小屋は自炊小屋なので食事の準備をしていく必要がありますが。
七ツ石小屋について↓

七ツ石小屋からは七ツ石山をエスケープして雲取山へと続くブナ坂を歩きます。
途中、エスケープルートは日陰ということもあり道が凍っているのでアイゼンを装着しました。
逆にブナ坂はほとんど雪や氷がなく、奥多摩小屋を超えた先までアイゼンは必要ありませんでした(写真のあたり)
小雲取山のあたりでまたアイゼンが必要なくなりましたが、山頂直下でまた必要な感じになってきました。

小雲取山のあたり。

山頂です。
昼間暖かかったのですが、山頂で夕日を見たかったので待機していたら結構冷えてきました。

同行の仲間です。

待機中にはこんなこともしていましたww
恒例の山頂でのジャンプです。

雲取山荘には「食事の18時までには山小屋に入ってください」と言われていたので、17時30分のギリギリまで撮影して富士山と夕景を楽しみました。
山頂から山荘までは北斜面になるのでかなり凍り付いていて薄暗い中での登山道は少し怖かったです。ここはアイゼンがないとかなり危ないですね。
18時少し前に雲取山荘に着いたのですが、宿泊者は我々を入れて3人。
ギリギリに着いてすぐ食事だったのと、山荘内も結構寒かったので食事後はすぐにコタツで落ちましたw
起きてトイレに行ったらすぐに消灯時間の20時30分。
この日はそのまま寝ましたww
今回は、冬の雲取山登山撮影記<前編>でした。




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