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北海道撮影の収穫④サクラマスの遡上

  • 執筆者の写真: takunc54
    takunc54
  • 2020年9月19日
  • 読了時間: 3分

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こんにちは!今回は北海道撮影の収穫④サクラマスの遡上です。

ここは北海道の道東、清里町にある斜里川のさくらの滝というところです。

さくらの滝というのは、6月中旬から8月末にかけてサクラマスが遡上することから付いた名前です。

サクラマスは、ヤマメが海に下って戻ってきた魚のことを言います。

遡上する産卵時期には婚姻色と言って体が桜色になります。

よって「サクラマス」という名前が付いています。

さくらの滝は3㍍ほどの高さの滝ですが、この高さを遡上するためにジャンプする姿が見られるのは珍しいです。

ただ、写真を撮るのは非常に難しいんですねえ・・・。

というのも、ジャンプするまで姿が見えずどこからジャンプしてくるのか傾向がつかみづらいからです。

なので、たいていは画角を広めにとって小さく写すのが定番です。

私も以前はそうしていました。

しかし、今ではそれなりにこの場所が有名になり、私自身も何回も通っていることもあって、もう少しアップで人と違う写真が撮りたいと思うようになりました。

もし、少し引いて撮ったとしても何匹かが同時にフレームに入るようにしたいと考えています。

上の写真はアップ気味で撮影したもの。

下の写真は引いて複数のサクラマスが画面に入るように狙ったもの。

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最盛期には1時間ほど滞在するだけでも相当な回数のジャンプが見られます。

チャンスをものにするために1か所に長時間陣取ったり、場所を譲らなかったりとマナーの悪い方がいたようで、最近は撮影できるエリアが狭くなったりフェンスができたり看板が立ったりと色々なことが起きています。

そこで、短い時間で効率よく撮影する方法を考えました。


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カメラを2台使う方法です。

そして、1台のカメラのシャッターを切るともう1台のカメラも同時にシャッターが切れるようにしたのです。

1台はアップ気味にフレーミングして三脚で固定します。

もう1台は引き気味にフレーミングして、手持ちで自由に撮ります。

基本的に狙う場所は同じにしておきます。

タイミングだけを同調しておけば一度のチャンスで2倍撮れる計算ですww

邪道ともとれる方法ですが、短時間で結果を出すにはベストの方法かと思います。

ケーブルはソニーのマルチ端子対応のケーブルを2本用意して、オーディオ用の3.5㎜端子のジョイントアダプターで繋ぐとこの方法ができるようになります。

もともとは朝日や夕日を撮影するのにカメラを複数操作するのに考えた手法でした。

1台は広角で、1台は望遠で、レンズ交換の手間を省いて同時に撮影したい!というのが原点です。


さくらの滝について



マルチ端子対応ケーブル



昨年行ったときに朝日新聞DIGITALに映りました。




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