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北海道撮影の収穫③ヒグマ

  • 執筆者の写真: takunc54
    takunc54
  • 2020年9月10日
  • 読了時間: 3分

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こんにちは!

今回は北海道撮影の収穫③ヒグマの紹介です。

ヒグマは森の王者であるが故、怖がられる存在であり興味の対象でもあります。

毎年、路上でヒグマの出会った方が接近しすぎたり駐車マナーが悪かったりと様々な問題になることの多い被写体です。

私も最初は事情が分からず路上で撮影していました。

しかし専門家の方が仰るように、専門的な知識もないまま安全距離と言われる50㍍を切った状況での撮影や車を降りての撮影はヒグマに人慣れさせる一因であり、ひいてはそのヒグマの生命を脅かすことにもなると考えて基本的に陸上からの撮影はやめることにしました。

私はヒグマの撮影をしたいですが、専門家の方のようにヒグマとじっくり向き合う覚悟がないからです。

ヒグマを撮影するには個体を識別できるレベルで、かつヒグマにも個人を識別してもらえる位の関係性を構築しないと撮れないという話も聞きました。

でもヒグマは撮影したい・・・。

ということで、海からの撮影をすることにしました。

ベストシーズンは9月上旬から中旬です。なぜならカラフトマスが遡上し始め、秋に海が荒れて欠航が続く前だからです。

陸上では10月のサケの遡上シーズンでもヒグマを見ることはできます(私は撮影しませんが)

海から船でヒグマを観察するクルーズは何種類かあります。

1つは知床半島のウトロから出ているヒグマボートクルーズです。目撃確率が非常に高く、年間で90%の確率でヒグマを見ることができます(初夏から初秋まで)



何社かありますが、私はゴジラ岩観光さんを使うことが多いです。


しかし、ウトロ側は船が少し大きい(55人乗り)のと逆光の時間帯が長い、ダムや橋など人工構造物が映り込みやすいという悩みがあります。


ですので、私はここ数年羅臼側の相泊から出るヒグマボートクルーズに乗っています。

船が小さく(8人乗りの漁船)陸に近づきやすい、逆光になりにくい、人工構造物が少ない、というのが理由です。

休みの都合でベストシーズンには行けず、8月末のカラフトマスが遡上し始めたばかりの時期に行くので厳しいのと、そもそもヒグマの遭遇確率はウトロよりも低いです。

しかし、撮影できた時の収穫は羅臼側の方が大きいと考えているので羅臼側に乗っています。



知床らうすリンクルさんです。


羅臼から相泊までは車で30分ほどさらに半島の先の方まで行く必要があります。なので、そもそも相泊をご存じない方も多いようです。

観光客も少なく、漁業関連の方と釣り人ばかりです。



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相泊の知床らうすリンクルさんの受付場所。


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この船で行きます。


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ずっとこんな絶景を見ながらヒグマを探します。


今回はヒグマがカラフトマスが遡上してきたことに気づいていないのか、まだハンティングはしていなかったようで残念ながらカラフトマスの漁をする瞬間は捉えられませんでした(ここ数日は漁を始めたようです)

来年は時期をずらして行ってみますかね。


今回は北海道撮影の収穫③ヒグマの紹介でした。

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