大雪山撮影記<旭岳編>
- takunc54

- 2020年11月21日
- 読了時間: 3分

こんにちは!
今回は大雪山撮影記<旭岳編>です。
前回の高原温泉と違って旭岳は登山口までのアクセスが良く、ロープウエイでかなり上の方まで行くことができます。
しかも、冬はスキー場として営業しているのでロープウエイで冬でも上に行くことができます。
それゆえ、9月の3連休で9時ごろには駐車場が満車で、かつロープウエイも人数制限をしているという話だったので少々不安でした。
連休明けの平日だったのですが、始発の7時のロープウエイの時点では駐車場もガラガラでロープウエイもすんなり乗れました。
旭岳ロープウエイで上に上がると「姿見の池」というのがあり、旭岳を見ながら姿見の池を1周するのが一般的なコースです。
で、我々は旭岳の山頂に向かったのかというとそうではありません。

姿見の池です。風がなければ旭岳が映り込むのですが、この日はものすごい強風・・・。
姿見の池を横目に我々は裾合平(すそあいだいら)に向かいました。
往復4時間弱の行程です。
高原温泉に比べればアップダウンはさほどなく、緩やかなアップダウンが続きます。

ずっと旭岳を望みながら歩きます。
高原温泉でお疲れだったNacoさんとオーキッドさんも「高原温泉ほど厳しくない」とお言葉を頂きましたww

旭岳の反対側はずっとこんな景色を望みながら歩きます。
で、なぜわざわざ裾合平まで歩いたのかというと、こんな景色が見られるからです↓

チングルマやナナカマドなどの赤い絨毯や紅葉と山のコラボが見られるからです。
写真のようにチングルマは葉が赤くなり、花はタンポポのように白いです。
北海道や本州の高山に見られる植物です。
高原温泉ほど頻繁には出没しませんが、裾合平の先の方ではヒグマが現れることもあるようです。
見通しがいいとはいえ油断は禁物な場所です。
でも、食事場所制限や下山時間制限はないので(ロープウエイの終電に間に合う必要はありますが)多少気持ちは楽でした。
旭岳周辺はロープウエイがあるのでもう10回以上は来たかもしれません。
秋は2017年以来3年ぶり。ただ、2017年は曇りで途中から雷雨になってしまい撮影できませんでした。まともに撮影できたのは2007年が最後です。秋の北海道は、高原温泉をはじめなかなか機会に恵まれず心が折れてしまって途中で企画しなくなってしまったのが間が空いた一因です。
しかし、一度撮れるとモチベーションが戻ってまた行きたくなりますねw

あえて旭岳をぼかしたカットも撮ってみました。
この日は天気も良く寒さもさほどでなく歩きやすい気候だったのですが、次の日には雪が降りました・・・。ビックリですね。秋の北海道ではこういうことがよくあります。私自身も何度もそういうことがありました。
旭岳は旭川空港から近いので、下山後遅めのランチを食べて帰京しました。
北海道は旭川空港をはじめ、女満別空港、釧路空港と空港から絶景撮影スポットが近いので非常に便利です。今回は夕方の便でしたが、20時過ぎの最終便にするとかなり時間を有効に使えます。
裾合平について↓
今回は大雪山撮影記<旭岳編>でした。




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