燕岳登山撮影記<後編>
- takunc54

- 2020年12月6日
- 読了時間: 2分

こんにちは!
今回は、燕岳登山撮影記<後編>です。
1日目、燕山荘に着いて19時過ぎから山頂方面に出かけましたw
途中のイルカ岩まで行ったのですが、イルカ岩と槍ヶ岳と秋の天の川をセットにした構図で写真を
撮りたかったからです。

19時頃までガスっていて、天の川は19時過ぎから見えづらくなる予想だったのでハラハラしました。
しかも月明かりがかなりありましたので、実際撮影して仕上げるまではちゃんと写っているのか心配でした。
この写真は、今回初めて「Sequator」(セクアトール)というソフトを使って合成しています。
このソフトは、星が移動しても位置の調整することなく合成してくれる便利なソフトです。しかも手前の風景に影響することもないので非常に便利です。
「Sequator」(セクアトール)については友人が詳細に解説していますので、そちらをご覧くださいませ。
タイムラプスも作成しました。
このカットを撮影している方向は南西なんですが、もう1台のカメラで北の方を向いて撮影していました。

こちらは300枚ほどの比較明合成です。これはStarStaxというソフトで作成しました。このソフトは先ほどのソフトと違い、星を軌跡にするためのソフトです。
StarStaxについてはいずれ解説したいと思います。
かなり風が強く、雪も山小屋付近よりも深い場所もあり、この高度(2700㍍)で夜間に何かあったらどうしよう?と不安でしたが、しっかりと防寒対策をしていったのが救いでした(北海道で-27℃体験時とほぼ同じ装備を用意していきました)
おそらく体感温度は-15℃ほどだったと思います。とにかく風が強くカメラも三脚ごと揺れてNGカットが何枚かありました。
山小屋の消灯時間が20時30分というのもあり、21時ごろには撤収しました。
こちらもタイムラプス撮影しています。
翌朝、5時頃に山小屋の前から朝景色を楽しみました。

朝陽の右側が八ヶ岳の山々が見え、その右側には富士山が見えました。さらに右側には南アルプスの山々が見えました。

朝陽の写真は南東方向ですが、南西方向は槍ヶ岳が見えていました。
山小屋で朝食を取ってから、いざ燕岳山頂へ。

友人と3人無事に登頂できました!

改めて山頂で撮影ww(はじめさん撮影、しゃがんでるのが私)

絶景を楽しみました。

明るくなったイルカ岩から槍ヶ岳を撮影。
このシーンで撮影したのがこちら↓

この後は、絶景を楽しみながらゆっくりと下山しました。

下山はコースタイムの3時間半ちょうどでした。
初めての雪山で技術も経験も体力もない自分には不安しかなかったのですが、仲間のおかげで絶景を楽しむことができて感謝です。
今後の自信にもなりました。
今回は、燕岳登山撮影記<後編>でした。




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