理想のレンズを考えるⅡ
- takunc54

- 2020年12月21日
- 読了時間: 4分

こんにちは!
今回は理想のレンズを考えるⅡです。
写真のレンズはSEL1635F28GMというレンズで広角の16㎜から35㎜までをカバーするF2.8のレンズです。風景写真を撮るには欠かせないレンズで、画質はF値も申し分ないお気に入りのレンズです。
一眼レフ用の同スペックのレンズだと重さが900㌘近くになる中、ミラーレス用のレンズであるため重量が680㌘と軽量で画面四隅の画質も一眼レフ用に比べて格段にいいのがお気に入りのポイントです。
今年は山に登る機会が多かったので余計に感じたのかもしれませんが、680㌘という重量は軽いといってもやはり重いです。
というのも、カメラ+標準レンズで約1300㌘なんですね。それにサブカメラのα6400とSIGMA16㎜を足すと900㌘位になります。それに星空撮影用にSEL20F18Gや望遠のSEL70350Gを足すと1000㌘です。合計すると約3200㌘です。
なので、直近の雲取山や燕岳ではSEL1635F28GMは置いて行っています。
また標準レンズがSEL24105F4Gで、SEL1635F28GMと焦点距離をカバーする領域が24㎜から35㎜の間で被っているんですよね。
そこで、SEL1224F28GMというレンズを使えば焦点距離の被りもなく、星空撮影用にSEL20F18Gを置いていくという選択肢も生まれるのですが、これも問題があります。
それは、SEL1224F28GMは前玉が非常に大きく一般的なフィルターが使えないんですね。
角形のフィルターを取り付ける方法もありますが、フィルターを取り付けるホルダーが大きくフィルターが非常に高価です(ホルダーが2万円、フィルター一枚が3万円前後)
私にとってPLフィルターやNDフィルター、ソフトフィルターや光害カットフィルターなど多数のフィルターなどは必須です。そうなると予算的にもサイズ・重量的にも厳しいです。
最近SEL16F18GMというレンズが噂になっていますが、調べてみるとソニーでもキヤノンでもニコンでも一眼レフ用の魚眼でない単焦点での16㎜のレンズって存在しないんですね。
なので、私の頭の中では16㎜=ズームレンズしか選択肢がないものという先入観があったんです。
もしも16㎜の単焦点が出たら20㎜の単焦点レンズは持っているので広角ズームレンズはいらなくなるかもしれません。
標準レンズでは様々な画角を使いますが、広角レンズでは24㎜から35㎜までが標準レンズのカバー域と被るので結局16㎜から20㎜位の範囲でしか使っていないんですね。
いやいや、それならキヤノンの14㎜があるじゃないかと反論する方がいらっしゃるかもしれません。
キヤノンの14㎜も前玉が大きくフィルターが付かないのです。
個人的にはフィルターが付かないのは12㎜以下でないと許容できないのと、16㎜ならどんな設計でもフィルターが付くようになるはず(過去の判例から)ということ、16㎜より広角は14㎜より12㎜の方が視覚変化が大きく興味が湧くということから14㎜は選択肢に入らないのです。
で、12㎜のレンズはというと最近SEL1224F28GMが出るまでF2.8のレンズは純正では選択肢がなかったのです。レンズメーカーで出しているメーカーもあるのですが、中華系メーカーだったり一眼レフベースのレンズ設計だったりなどで、最新設計のミラーレス用12㎜F2.8というレンズは存在しないんですね。
となるとこの先のレンズを揃える計画としては、SEL16F18GMが出たらSEL1635F28GMは処分する。
そしてSEL12F28GMが出たら追加する。
そうすると12㎜、16㎜、20㎜が単焦点で揃って、その先は24㎜から105㎜まで標準ズームでカバーすることができます。
12㎜、16㎜、20㎜は登山する山のレベルによって持って行くレンズを選定するようにする。
例えば12㎜と16㎜を持って行って20㎜は持って行かないなどの組み合わせができます。
そうすると、今のSEL1635F28GMと同程度の重量で12㎜までカバーすることができますし、16㎜のみにして軽量化ということもできます。
ズーム全盛の時代にあって12㎜の単焦点レンズを純正レンズに期待するのは難しいかもしれません。
しかし、12㎜はあったとしても稼働率が低いのは目に見えているのでじっくりゆっくり考えればいいと思っています。
SEL1635F28GMを買ってからまだ1年余り。
そんな時間もたたないうちにSEL16F18GMの噂が出たくらいで考えが揺らぐとは思ってもみませんでした。
しかし、SEL16㎜F18GMが出たらSEL20F18Gはいらないかもなあ、なんてことも考えたりしてますww
SEL20F18Gも今年買ったばかりなんですけどね(20㎜という画角がなくなるのは少々痛いですが)
SEL20F18Gは価格が安く明るく小さく画質が良く、自分が考える理想のレンズだったんですけどねえww
あまりに待ち焦がれたレンズだったんで飛びついちゃったんです。
そのときはSEL16F18GMの噂なんてなかったし。
また、山に登るとき以外はSEL1635F28GMには何の不満もないんですよね。
SEL1635F28GMを最近持って行かなかったのは防寒着の重量と引き換えだったこともあるので、暖かい時期になったらまた考えが変わるかもしれません。
防寒着も1キロ以上の重量がありますので。
防寒着ナシならSEL1635F28GMは持って行けたと思います。
SEL1635F28GMとSEL12F28GMなんて組み合わせができたら、それも最高だなと考えていますw

SEL1635F28GMで写した一枚。
こういうのが撮りたいから広角レンズは山では外したくないんですよね。
燕岳や雲取山ではこういう景色はないので20㎜で手を打とうと思ったのも一因です。
また、ここでは12㎜で撮ったら面白いだろうなとも思いました。
今回は理想のレンズを考えるⅡでした。




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