雲取山撮影記<前編>
- takunc54

- 2020年12月12日
- 読了時間: 3分

こんにちは!
今回は雲取山(くもとりやま)撮影記<前編>です。
雲取山は東京都と埼玉県、山梨県の県境に位置し、2017㍍の東京都最高峰の山です。
11月末に雲海が見たいと思って撮影地を色々検討していたのですが、どこも天気が微妙なうえに雲海が出るかどうかも微妙・・・。どうせすっきりしない天気なら本格的に冬が来る前に今年最後の登山をしておこうと思い立ちました。
条件は近くて雪が少ないところで登山的に満足度も高いところ。
2年前に流星群狙いで途中まで登った雲取山が浮かびました。
奥多摩小屋がなくなったので展望の開けたキャンプ場がなくなったのと、前回よりも寒い時期だからと山小屋を検索。
雲取山には雲取山荘という山小屋がありますが、泊まったのははるか30年以上前ww
懐かしい思いもあり、山小屋としては1泊2食付きで8500円と一般的な山小屋よりも安かったので雲取山荘の泊まることにしました。
思わぬ形で3連休になったこともあり、休みの1日目は体を休めたり山に登る準備をしたりして出発しました。
コースは2年前と同じ奥多摩の鴨沢から。
鴨沢から雲取山荘までコースタイムは6時間半。
前回は装備も甘く、重くて奥多摩小屋までに6時間以上要しました。
今回は装備を見直し(登山用ザックに変更、三脚は軽量なものに変更、山小屋泊なのでテントやシュラフはなし)、撮影機材も少なめにしました。また、今年の登山で2000㍍以下ではコースタイム通りに歩けていたので体力的にもイケるのではないかと思ってチャレンジました。
念のため、夜のうちに奥多摩入りして車中泊し、6時すぎから登山を開始しました。

天気予報では曇りでしたが、かなりガスっていました。
私以外に登山者は数人。紅葉も終わり、季節外れの平日の曇りなので人は少なかったです。

道中はずっとこんな感じ。
しかし、この時期としては少し気温は高め。
なので、結構汗をかいて霧の影響もあり帽子はビショビショでした。
霧のせいで途中何の展望もなく淡々と山頂へ歩く感じでした。
山頂付近で気温が下がってきて、霧も濃くなってきました。

山頂付近では霧氷ならぬ雨氷になっていました。
霧氷よりも珍しいです。

心配していた体力面でも問題なくコースタイム通り6時間ほどで到着しました。
頂上直下の避難小屋で昼食を取ったのですが、居合わせた方々はみんな日帰りで3時間半で登ってきたとか1泊だけど4時間で来たとか猛者ばかりでした。
山小屋が14時からの受付ということで、ゆっくり山小屋へと降りて行きました。

雲取山荘です。
十数年前に建て替えられているので全く違う様相になっていましたが、30年ぶりのご対面は感慨深いものがありました。
私以外には10名ほどの宿泊客。
新型コロナに配慮して、相部屋ではあるもののビニールシートで1人分ずつ仕切られていました。
テント場も見に行きましたが、数名ほどいらっしゃいました。
避難小屋でお会いしたソロの方がテントを張っていて少しお話ししました。
予想していたよりも気温は高めで、寒さが苦手な私でもテントもイケたかな?とよぎりましたが重量的に厳しかったでしょうね(とはいえ2℃前後だったと思います)

YAMAPで事前にレビューを見ていたところ、山小屋の食事に不満を訴えている方が数名いらっしゃったので不安だったのですが、個人的には全然問題なしでした(ご飯のみお替わりOK)
勝手なことを言うと、山小屋の相場よりも価格が安いので値上げして食事を少し豪勢にして不満を言う方を少なくすることもありなのではないかと思いました(最近では山小屋の食事でさえ名物がないと不満を言う方が多いように思います)
夜は曇ったまま、風も強くなってきたので撮影はなし。
翌日の天気に賭けて早めに寝ようと思ったのですが、相部屋で向かいにいたおじさんが雲取山に十数年も通っていて話好きだったのでずっとお付き合いww
それでも9時過ぎには就寝しました。
今回は、雲取山撮影記<前編>でした。




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