電熱ベスト
- takunc54

- 2020年6月2日
- 読了時間: 3分

こんにちは!今回は電熱ベストの紹介です。
もう暑くなってきて必要ない季節になってきましたが、最近寒くて凍えることがあって思い出しましたw
私は寒いのは大嫌いです。冬の北海道に若いころ行くのを躊躇していたのも寒いのが嫌いだったからです。冬の北海道の撮影に必要な防寒装備はかなりの費用になります。それもさらに躊躇する理由になっていました。防寒の基本はインナー、ミッドレイヤー(中間着)、アウターレイヤー(ジャケット)ですが、-20℃に耐えられる上下だと10万円前後はかかってしまいます。
さらに、寒いのが嫌いな私はミッドレイヤーを2枚着込んでいましたので(フリース2枚)非常に動きにくかったんですw
電熱ベストの存在は昔から知っていましたが、電源の問題と信頼性、コストの3つがネックでした。
まず、電源の問題ですが出始めの電熱ベストは専用電源で持ちが短いというのが問題でした。これはモバイルバッテリーの登場が大きいですね。モバイルバッテリーはスマホにもカメラにも使えますから多用途で荷物が減らせます。ヘッドランプの時も書きましたが、わざわざ個別の理由のためにために充電器を持ち歩くのは荷物になりますし億劫です。
10000mAhのモバイルバッテリーで4-8時間持続するのはすごくいいですね。
2つめは信頼性です。「本当に暖まるのか?」「耐久性はどうか?」という問題です。耐久性はまださほど使っていないのでわかりませんが、本当に暖まります。周辺にも3人ほど同じものを買った仲間がいますが、持続時間も問題なく使えています。この手のものは何度も何度も新しいものが出てきてようやくある程度信頼性のおけるものが出てきたのかな?と思っています。
3つめはコストですね。いくら暖かいといっても数万円もするようではなかなか購入には踏み切れません。信頼性が増したといっても壊れて使い物にならなくなる可能性はあります。購入のタイミングによってかなり変わりますが、1300円~4千円くらいで購入できると思います。
このくらいの金額であれば何度かの使用で壊れたとしても-20℃を超える環境を乗り越えられるのなら安いと思います。
おかげでミッドレイヤーを2枚から1枚に減らすことができ、動きが軽快になりました。

この前の光害カットフィルターの記事で紹介したこの写真を撮影した時の状況は、まさに-20℃に近い状況でした。星の撮影はこういう状況で1時間以上待機などザラにありますので、少しでも暖かいのは非常に助かります。
電熱ベストとして使わなくても普通のミドルレイヤーとしても使えます(薄いですが)
また、この季節の撮影でも使うことがあるのではないかと思います。なぜかというと、この時期は少し高い場所へ行くと昼間は20℃を軽く超えるのに夜は氷点下近くまで下がることがあります。もちろんそれを想定して装備はしていくのですが、真冬のような装備は昼間の行動の足かせになる可能性もあり、必要最低限で臨むことが多いです。それで大体後悔することが多いのですが、真冬の-20℃を超える北海道よりも寒くて凍えますww
そういうときにも1枚忍ばせておくと活躍間違いなしですね。

数年前の撮影中のひとコマです。時期はやはり今頃。この時は夜中に0℃を下回りましたw
5月下旬ですよ・・・。結露が凍ってシャーベットになっています。
こんなときに欲しかったw
今回は電熱ベストの紹介でした。




閲覧ありがとうございます。マイペースですのでしばしお待ちを・・・。
次はなんだろうなと楽しみにしております。以前望遠にはapscは取り上げてください。